2012/01/25

ACR-122UというR/W (1)

ACR-122Uとは、Advanced Card Systems社が販売しているNFC Reader/Writerである。
コメントで情報をいただいたので、まとめてみよう。


購入は、ベルギーのtouchatag社や、香港のACRからできるらしい。
タグが10個ついて、39.95ドルとなっている(税別)。
今日は1ドル=77.6円くらいなので、3100円くらいになる。

FeliCa Liteのカードは、350円くらい。
PaSoRi+FeliCa Lite x 10 = 2300 + 350 x 10 = 5800円。


ACR-122Uについては、メーカーのサイトから情報を入手できる。

日本語
English

技術資料のPDFもあるので、探す手間が省ける。


私は詳しくないのだが、本体がCCIDとPC/SCに対応しているらしい。
(PaSoRiもPC/SCドライバがあり、Type-Bへのアクセスができる。)
Personal Comuputer /Smart Card。WindowsでICカードを利用するための標準API仕様とのことだ

CCIDは、Chip/Smart Card Interface Devicesという仕様らしい
これも、Windows/Microsoftの仕様ということだろうか。

ACR-122Uは、Windows、Linux、Macなどのドライバが提供されている。
SDKは、Windowsのようだ。


いただいたコメントで気になったのは "pseudo-APDU"というもの。
Application Protocol Data Unit。

http://acs.com.hk/drivers/eng/API_ACR122U.pdf
p.5に、ACR-122Uと通信するときのフローチャートがある。
PCとは、PCSCで通信することになる。

p.6以降に、PICCと通信するときのインターフェースが記載されている。
PICCというのは、Proximity IC Cardの略で、今回はNFCカードのことになる。
このコマンドが、他社のR/Wとはかなり異なる。
PC/SC対応によるものかもしれないが、私は普段、R/Wに有線プロトコル(wired-protocol)を送信してアクセスしているので、気になった。

 

コメントによると、FeliCaのアプリ層プロトコルは、4byteの"疑似APDU"ヘッダを追加するとのこと。
先ほどのPDFでは、p.22にFeliCaタグアクセスについて記載されている。


今日は、ここまで。
次回、Pesudo APDUがどういうものか見ていこう。