自分でBoard設定をつくる
疲れたのでネットで検索していると、最近同じボードを動かしている人がいた。
Nordic社製BLEの開発環境構築と動作確認(nRF Connect SDK) #BLE - Qiita
ただし、私の環境では、用意されていたボード設定が期待通りに動作しなかったので、今回は別のボード設定を流用しました。
あー、やっぱり同じなのね。 そして、自分でボード設定を用意すれば良かったのか!と衝撃を受ける。
Thingy53の設定
提供されていた設定はThingy53を流用していたようだったのでthingy53_nrf5340_cpuapp
を選んだ。
デバッグすると思うので”Optimization level”は”Optimize for debugging”にして Build Configuration ボタンをクリック。
ACTIONS > Devicetree のメニューから”Create Overlay”をクリック。 ダイアログが出てくるが、デフォルトボタンをクリック。
ビルドが終わったら ACTIONS > Devicetree をクリック。 そうすると、ブロック図?に切り替わる。
blue_led
,green_led
,button1
を削除red_led
の設定をP1.11
にする。active lowにする。button0
の設定をP1.10
にする。active lowにする。- “alias”がエラーになっているので、テキストエディタで開いて修正する。
- 私は画面から削除してもうまくいかなかった
vscodeをnRF Connectに戻して ACTIONS > Debug。
あれ! またFIH_PANIC
になってる。
なんでだ。。。
nRF5340DKの設定
記事の人はnRF5340DKの設定を使っていたので、私もnrf5340dk_nrf5340_cpuapp
を使ってみる。
同じ要領で設定して ACTIONS > Debug。
あ、main()
の先頭でデバッガが停止した!
なるほど、ちゃんと動作する場合はこういう挙動なんだ。
そのままContinueすると・・・LEDが点滅した!!
ということは、提供された設定ファイルはThingy53をベースにしているから動かないということなのかな?
Thingy53とnRF5340DKでDevicetree Visual Editorの OVERVIEW > Flash を見比べたが、ちょっと違うくらいだ。これが影響しているのか?