rust: Rustがんばろう 7日目

2025/02/17

はじめに

Rust を勉強することにした。
7.1～7.3章くらい。

• 肥大化していくプロジェクトをパッケージ、クレート、モジュールを利用して管理する - The Rust Programming Language 日本語版

package / crate

パッケージはよく聞くがクレートは Rust で聞いたのが初めてだ。
木箱とか木枠とか、そんな言葉だ。 ツリー構造のモジュール群という”木”つながりでそうなったのかな？
“creat” で O_CREAT が由来した言葉では、と思っていたのだが綴りが違った。

• cargo new <名前> はバイナリ(--bin)やライブラリ(--lib)のターゲットを作る
  • クレートはバイナリかライブラリと書いてあるのでクレートの新規作成かと思ったがヘルプの説明だとパッケージの新規作成だった
    • パッケージは 1つ以上のクレートを持つ
      • 0 or 1つのライブラリクレートを持つ
      • バイナリクレートはいくつでもよい
  • パッケージは Cargo.toml を持つ
• crate root
  • コンパイルの開始点
    • 実行の開始点ではないのでエントリーポイントのことではなさそうだ
  • クレートのルートモジュールを作るソースコード
    • src/main.rs はバイナリクレートのクレートルート
    • src/lib.rs はライブラリクレートのクレートルート
• モジュールの宣言は mod で始まる
  • mod は入れ子にできる
  • C++ の namespace くらいの気持ちで良いのか？
  • クレートルートは crate というモジュール名だそうだ
    • なので crate を根っこ(root)にして mod がツリー構造になる
  • 名前解決?のパス指定はモジュール名を :: でつなげていく
    • crate:: で始まる場合は「絶対パス」
    • それ以外は「相対パス」
    • super で 1つ上のパスにできる

super で下のモジュール内の関数から上のモジュールにある関数は pub が無くても呼び出せるようだ。
もし pub がないと呼び出せないのだったら何でもかんでも pub が付いて意味が無くなるということかな。
あくまで pub は外側から守るためのもの、ということと考えることにした。

mod abc {
    fn hello(label: &str, value: &i32) {
        super::hello(label, value);
    }

    pub mod def {
        pub fn hello(label: &str, value: &i32) {
            super::hello(label, value);
        }
    }
}

fn hello(label: &str, value: &i32) {
    println!("{}: {}", label, value);
}

fn main() {
    let m = 10;
    abc::def::hello("m", &m);
}

おわりに

テストコードを書くのに、引数の参照ってどうやるんだったっけ、とか、文字列はどうなんだっけ、とかいちいち調べ直していた。
まだまだ身についてないねー。